すごいニュースが入ってきました。
2024年7月13日、アメリカのペンシルベニア州バトラーで行われていたドナルド・トランプ前大統領の選挙集会で、衝撃的な出来事が起きました。
トランプ氏が演説中に銃撃を受け、右耳を負傷するという事件が発生したのです。この事件は米国内外に大きな衝撃を与え、11月の大統領選挙に向けた政治情勢に大きな影響を及ぼす可能性があります。
事件の概要
トランプ氏の演説が始まってから約6分後、突然の銃声が会場に響き渡りました。トランプ氏は右耳を押さえ、一時的に倒れ込みましたが、すぐに立ち上がり、血を流しながらも拳を突き上げる姿を見せました。
シークレットサービスに囲まれながら、トランプ氏は「Fight!(戦おう!)」と繰り返し叫び、自らの足で警備車両に向かいました。
FBIの発表によると、容疑者は20歳のトーマス・マシュー・クルックスで、会場から約140メートル離れた建物の屋上から半自動小銃(ライフル)で発砲したとみられます。容疑者はその場でシークレットサービスに射殺されました。
BBC NEWS https://www.bbc.com/japanese/articles/c6p2l5py4dxo
トランプ氏の反応と支持者の声
事件後、トランプ氏は自身のソーシャルメディアに「私は銃弾で撃たれて、右耳の上を貫通した」と投稿しました。
さらに「ビューと風を切る音が聞こえ、すぐに銃弾が皮膚を裂くのを感じた」と詳細を語り、自身の経験を生々しく伝えています。
トランプ氏は負傷後も選挙運動を続ける意向を示し、7月15-18日の共和党全国大会にも参加する予定です。この”タフガイ”ぶりは支持者からの称賛を集めており、選挙戦に弾みをつける可能性があります。
容疑者トーマス・マシュー・クルックス
FBIは容疑者を20歳のトーマス・マシュー・クルックスと特定しました。クルックスはペンシルベニア州ベセルパーク出身で、2022年に地元の高校を卒業しています。
興味深いことに、クルックスは州の有権者記録によると共和党員として登録されていました。
しかし、17歳だった2021年1月20日(バイデン大統領就任日)に、民主党系のActBlueに15ドルを寄付した記録があります。
クルックスは過去に全米数学科学イニシアチブから500ドルの「スター賞」を受賞しており、学業成績が優秀だったとされています。
事件の詳細
クルックスは集会会場から約140メートル離れた建物の屋上からAR15型の半自動小銃(ライフル)を使用して発砲したとみられています。動画では、クルックスが屋上に伏せて銃を構えている様子が捉えられているそうです。
これがその動画ですね。
引用:BBC NEWS https://youtu.be/E982IjeUGk0?si=wySqbpfN0GMZF2Ll
アルジャジーラ https://www.aljazeera.com/news/2024/7/14/what-we-know-about-thomas-matthew-crooks-the-suspected-trump-rally-shooter
捜査の進展
FBIは動機解明に向けて捜査を継続中です。クルックスの自宅周辺は警察によって封鎖され、爆発物処理班も出動しています。クルックスの父親は「一体何が起きているのか把握しようとしている」とコメントしています
政治的影響
この事件は11月の大統領選に向けた選挙戦に大きな影響を与える可能性があります。
- 共和党の結束強化: 共和党内では、この事件を契機に党内の結束を強める動きが見られます。1981年にレーガン大統領が銃撃された際も、事件後に支持率が上昇した経緯があります。
- トランプ氏の”タフガイ”イメージ強化: 銃撃を受けながらも立ち上がり、拳を突き上げたトランプ氏の姿は、支持者の間で「さらに強くなって戻ってきた」との評価を受けています。
- 政治的分断の深刻化: 一方で、この事件は米国の政治的分断をさらに深める可能性もあります。トランプ支持者の一部からは、バイデン氏を非難する声も上がっています。
- バイデン氏の対応: バイデン大統領は事件を強く非難し、「米国ではこの種の暴力は許されない」と述べました。民主党陣営は政治的暴力に反対する姿勢を強調しています。
今後の展望
この事件は、米国の政治的分断の深刻さを改めて浮き彫りにすると同時に、トランプ氏の”タフガイ”イメージをさらに強化する結果となりました。
今後の選挙戦において、この事件がどのような影響を与えるか、注目が集まっています。特に、トランプ氏の支持基盤の強化と中間層への影響、民主党の対応戦略、そして政治的暴力への対策など、多くの課題が浮上しています。
米国の民主主義の根幹に関わる重要な問題として、今後の展開が注視されています。この事件は、単なる一候補者への攻撃にとどまらず、米国の政治システム全体に対する挑戦として受け止められています。
政治家や有権者が、どのようにしてこの危機を乗り越え、健全な民主主義を維持していくのか、その対応が問われています。
アメリカの政治は新たな局面を迎え、世界中が注目しています。
この事件が11月の大統領選挙にどのような影響を与えるのか、そして米国の民主主義がこの試練をどのように乗り越えていくのか、今後の展開に目が離せません。
僕なりのまとめ・所感
トランプさんが銃で撃たれたニュースを見て、みんなびっくりしましたね。
でも、トランプさんが倒れずに立ち上がった姿を見て、「さすがアメリカ!負けないトランプさん!」って思った人も多いんじゃないでしょうか。最初は「もしかして、わざとやったのかな?」って思った人もいるかもしれません。でも、そんなことするはずないですよね。
むしろ、トランプさんって本当に運がいいんだなって感じました。
これで11月の選挙、もしかしたら有利になるかもしれませんね。
この出来事を見て、去年亡くなった安倍さんのことを思い出した人も多いと思います。日本とアメリカ、同じような事件なのに、対応の仕方がずいぶん違うなって感じました。
アメリカでは、みんなで「暴力はダメ!」って声を上げて、トランプさんの無事を喜んでいます。日本では、安倍さんの事件があってから、政治と宗教の関係について、みんなで真剣に考えるようになりました。
どちらの国も、政治家への暴力はよくないって思っています。でも、その後の対応の仕方が違うんですね。
これって、それぞれの国の文化や社会の違いを表しているのかもしれません。
こんな悲しい出来事が二度と起こらないように、みんなで話し合って、お互いを理解し合うことが大切だと思います。トランプさんの「負けない精神」も、安倍さんの「日本をよくしたい」という思いも、どちらも大切なものです。
この二つの出来事から、私たちは民主主義の難しさと大切さを学んだのかもしれません。
本当の意味で、みんなでより良い社会を作っていけたらいいですね。
最後までご覧いただきありがとうございます。 タカヤマ
それではまた、どこかのインターネットの繋がった世界で逢いましょう。
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